福祉と一言でいっても様々な種類があります。
障がい者を支援するのも福祉の仕事のうちの一つで、障がい者に関する仕事はたくさんあります。
特にイメージしやすいのが障害者支援施設での仕事です。

障害者支援施設では、利用者の意向や障害の特性を踏まえた個別の支援計画を作って、それに基づいて介護や自立訓練、就労移行や就労継続支援、施設入所支援などを行っています。
具体的には、介護では排泄や入浴食事などの介助、家事、その他日常に関する相談やアドバイス、障がい者でもできる創作活動や生産活動のサービスの提供、身体機能や生活能力を向上させるための訓練、就職に向けた活動などを提供しています。

屋外での移動が困難な人に対しては、ガイドヘルパーという仕事もあります。
ガイドヘルパーは外出時の移動介助などを行う仕事です。
何らかの障害によって、手足の一部、全て失った人、障害が残った人に対して義肢や装具を制作して日常生活をサポートする義肢装具士も福祉の仕事になります。
手足の機能を補うための義手や義足、コルセットなどを作り、リハビリを行いながら適合を図っていきます。
聴覚障害、言語機能、音声機能の障害がある人のサポートとしては、手話通訳士という仕事もあります。
意思の伝達が困難な障がい者に対して手話を使ってコミュニケーションの伝達や仲介などを行っていきます。
相互の意思の疎通が重要ですので、公正な態度や幅広い分野に対する知識、通訳技術が必要な仕事となっています。